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スマートで高音質なワイヤレスイヤホン。
4年ほどソニーのWF-XB700を使っていたのだが、充電が30分ほどしかもたなくなってしまい、こりゃだめだなと。
そんな折、ちょうど随所でブラックフライデーが始まり、新品を模索することに。今まで使ってたWF-XB700は、手頃な価格ながら「でかい」のを除けば音質やノイズキャンセリングは申し分なく気に入っていた。
ただ、良くも悪くも完全密閉で外音が遮断されてしまうので、娘に「外でいつか轢かれるぞ!」と言われていたこともあり、外音を取り込めるタイプを中心に探した末、オーディオテクニカのATH-TWX7を購入。
結果、大成功!
ATH-TWX7の魅力1「低音とノイズキャンセリング」
手堅い低音・クリアな中音域
自分の判断だけでは不安だったので、購入前に家電量販店で店員にしつこく聞いて、低音の鳴りが良いイヤホンということでこちらを勧められた。あくまで素人の耳という前提だが、満足の得られる低音を聴くことができた。
私はメタルを聴くので、ベースやツーバスの重低音は重視しているが、物足りなさは感じない。
中音域の広がりも良く、心地がいい。クリアな響きはボーカルは勿論、楽器陣を際立たせることに成功しており、ギターソロなどはより存在感を増すように思える。
勿論ハイレゾ対応。こちらも生音のような迫力。
ちょうどがうれしいノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングはしっかり効いているが、実は最後まで迷ったSONYのLinkBuds Fit(新しいからちょっと高め)ほどではなかった。それはノイズキャンセリング独特の「サーッという」ホワイトノイズが抑えられているためなのか、いかにも「キャンセルしてまっせ」という不自然さがないため、ちょうどいい感覚。
それでも没入感は得られるので、たいした耳でもない自分には十分すぎる機能。
家電量販店で試聴したが、周りは相当賑やかだったにもかかわらず、曲に集中できた。
ATH-TWX7の魅力2「軽い装着感と物理ボタン」
小さく軽いが安全ボディ
格下と比較するのは卑怯かもしれないが、WF-XB700より格段に小さくスマートである。丸っこくなくつまみやすいのがお気に入り。何よりも軽く、耳への負担を感じない。長時間付けていても気にならない。それでいて収まりがよく、落下の心配などはほとんど感じない。助かる。
ちなみにWF-XB700が片方8グラムに対し、TWX7は4.7グラムと約半分。楽なわけだ。
表面も滑り止めが効いており、見た目もマットでかっこいい。
やっぱり安心物理ボタン
そして個人的にうれしいのが物理ボタン。
WF-XB700も物理だが、最近の機種はボタンがなく側面をタッチするものが多い。
それはおしゃれなのだが、誤作動も多いので、やはり押してる感触がほしい私にはうれしい。
右の1回で再生/停止、2回で曲送り、3回で曲戻し、左の1回で音量上げ、2回で下げる。
私が嫌いな側面タッチもあるのだが、これは長押しの感じなので誤作動はない。
ノイズキャンセリングオン→ノイズキャンセリングオフ→ヒアスルーを循環する。
そんなに何回も切り替えることはないだろう。
ATH-TWX7の魅力3「外音取込みヒアスルー機能」
冒頭にもあるように、一番期待していた機能。オープンイヤーでなく、どこまで聞こえるのか疑問だった。
実際のところ機能はしている。ただ、結構近くで話される声は聞こえるが、少し離れてしまえばほとんど聞こえない。そのわりに電車の音はガンガン入ってくるので、使う場所は選ぶ気がする。
そもそも音楽を聴きながら話す必要はないはずで、仮に両方が聞こえたとしても、相手からすると集中していないように見え、無礼な印象を与えるのではないか。
話すのなら、素直に外せばいいじゃん、とも思う。ヒアスルーだから道路歩きも安心ってほどではない。過信は禁物。
ただ、音楽も外音も聞こえる不思議な感覚は興味深い。
ATH-TWX7の魅力4「滑りにくく収まりのいいケース」
音質とは別の部分で実は気に入ってるのが、本体とケースの質感。スマートさは先ほど触れたが、なにせ手触りが良い。
表面が滑らない。イヤホンもケースも。これはとても重要。ワイヤレスイヤホンの生命線だ。落として失くすのが一番つらいから。
ケースの形状もすっぽり手に収まる流線形が小気味よく、無駄に開閉したくなってしまうほど。
高級感ではAnker Soundcoreあたりに負けてしまうかもしれないが、私はこの個性的なデザインが気に入っている。
ATH-TWX7の魅力5「切れないBluetooth」
Bluetooth標準規格Ver.5.1準拠は決して最新ではないものの、とにかく接続が切れなくなったのはうれしい。
ウォークマン(NW-A306)との相性も抜群で、今まで駅のホームやコンコースでぶつぶつ途切れたり、最悪ペアリングが切れる事が多いBluetoothだったが、まったく切れることはなくなった。この快適さは感動ものである。
個人的には、接続時に流れる優しいギター音に続く「connected」の声が心地いい。
安イヤホンは決まってこの声がバカでかくて不快極まりない。なぜまずここを改善しないのか不思議だ。
まとめ
最近の買い物ではピカイチだった。セールも相まって安く購入できたことも輪をかけてうれしい。(しかしそのあとAmazonでさらに値下げされており、やや落ち込む・・)
上を見ればキリないが、この価格帯では最強だと思う。さすがはオーディオテクニカ。
SONYはANKERも評判だが一度実機を試し、選択肢のひとつとして是非検討してほしい。
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